熊本 八代 日本製紙の工場で複数の安否不明者 警察
震度6強の揺れを観測した熊本県八代市を管轄する八代警察署によりますと、煙突が崩落するなどの被害が出た日本製紙の八代工場で安否がわからなくなっている人が複数いるという情報があるということです。警察や消防が現在、確認を進めています。
今回の地震について、地震のメカニズムに詳しい京都大学防災研究所の西村卓也教授は「2016年の熊本地震では布田川断層帯と日奈久断層帯の北側の部分がずれ動いたと言われているが、きょうの地震は日奈久断層帯のうち2016年の地震の時に割れ残っていた部分がずれ動いて発生した可能性が高いと考えられる。震源が浅く非常に大きな揺れを伴った地震で、特に震源の周辺は平野部も多く、比較的揺れやすい地盤のため、さまざま…
Read Full Article on NHK World Japan震度6強の揺れを観測した熊本県八代市を管轄する八代警察署によりますと、煙突が崩落するなどの被害が出た日本製紙の八代工場で安否がわからなくなっている人が複数いるという情報があるということです。警察や消防が現在、確認を進めています。
震度7の揺れを観測した熊本県宇城市を管轄する宇城警察署によりますと、市内で住宅が倒壊し、この家に住む家族4人と連絡が取れていないということです。住宅の倒壊に1人が巻き込まれているのが確認され、呼びかけには反応がないということです。消防と警察が救助活動にあたっています。
トヨタ自動車は、今回の地震の影響で福岡県にある3つの工場で稼働を停止したと明らかにしました。従業員の安全確保や設備の安全点検を行うためだとしていて、取引先の部品メーカーの被害状況などについても確認を進めているということです。現時点では29日は稼働を再開する予定だとしていますが、会社では「最新の状況を確認しながら関係者の安全を最優先に対応していく」とコメントしています。
震度6強を観測した熊本市南区にある済生会熊本病院によりますと、午後7時半の時点で50人以上のけが人が搬送されていて、このうち少なくとも1人は意識がない状態だということです。
28日午後、熊本県熊本地方で震度7の揺れを観測した地震について、気象庁は「令和8年熊本地震」と名付けました。気象庁は大きな被害の災害に名前を付けることがあり、地震に名前が付くのはおととし1月の「令和6年能登半島地震」以来です。
震度6強の揺れを観測した熊本県八代市の上空から午後6時40分すぎにNHKのヘリコプターが撮影した映像では、国の史跡に指定されている八代城跡にある八代宮の建物や灯ろうのようなものが倒壊している様子が確認されました。また、八代城跡の石垣が崩れている様子も見られました。